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フック、あるいはティンカーベル

ふとテレビをつけると、パイレーツオブカリビアンが放映されていた。

ぼんやりとそれを見ながら、大学時代の卒論のテーマを思い出す。



フランス語専攻だったので、フランスにまつわるテーマを選び、なおかつフランス語で書かなければなければならなかったのだが、ファンタジーやらオカルトやらに興味を持つ私は、海賊かケルト文化について書こうと思っていた。

結局はケルト文化における妖精信仰について書いたのだが、もともと、ケルト文化について興味を持ったのは、とある本がきっかけだった。




アウトランダー:ダイアナ・ガバルドン



ヒストリカルロマンスというジャンルのようだが、内容としては、一人の女性がストーンヘンジをくぐって過去へタイムスリップをするというものである。

神秘的で、不思議、それでいて歴史を忠実に追っている本編は、とても読みごたえのあるものだった(まだすべての翻訳は出ていないが)。

妖精物語といえば、アイルランドが有名なのだが(「アウトランダー」は、主にスコットランドが舞台)、フランスのブルターニュ地方にも、ケルト文化は色濃く残っている。

そこで、この「妖精信仰」というテーマを選んだのだが(ここでは、アイルランドを中心に取り上げてみようと思う)、アイルランドの人が妖精の存在を身近に感じるのは、豊かな自然に囲まれた生活によるところが大きいように思う。
アイルランドでは岩の間を抜ける風が、妖精の話し声に聞こえるとか。

もともとケルト文化は自然信仰、精霊信仰、つまり「アニミズム」なのだが、その考え方は日本にも共通するもので、とても馴染み深い。

季刊邪馬台国を編集していると、なるほど、アイルランドのアニミズムととても良く似ているなと思う。




これは、季刊邪馬台国責任編集長安本美典先生の言であるが、

「古来からのアニミズムの精神は『古事記』『日本書紀』の神話伝承の中にも生きている。
たとえば、『日本書紀』の天孫降臨の場面には、「草木咸(ことごとく)に能(よ)く言語(ものいふこと)有り」と記され、草木がそれぞれ精霊を持ち、ものを言って人間をおびやかすというアニミズムの世界が描写されている。
また、大祓の祝詞のなかにも、「語問いし磐根(いわね)樹立(こだち)、草の片葉も語(こと)止めて」と言う記述があり、ものを言っていた岩や木立や草の葉がしゃべるのを止めたことが描かれている。」




さて、季刊邪馬台国105号の編集もいよいよ大詰。

アニミズムを感じる記述はあったかしら?



(杉野)
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  • Date : 2010-04-05 (Mon)
  • Category : 未分類
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