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九州・福岡の出版社、梓書院のスタッフによるブログです。出版のご用命は当社まで。

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書籍は電子ブックの夢を見るか?

こんにちは、副島です。

気がつけば年度末も差し迫り、お忙しい方も多い時期なのではないでしょうか。

弊社でも雑誌の締切などがいい具合に差し迫って、てんやわんやとなっております。



さて、社長のブログにもありましたが、最近とみに「電子書籍」がニュースになっていますね。

この電子書籍、アメリカでは先んじて随分流行っているそうで。AmazonのKindleなどで、売上を伸ばしているそうです。

また、人気のiPhoneで読める電子書籍や、iPadの発売のニュースなどもあいまって、注目があつまっています。

そんなわけで、先日24日に日本でも「日本電子書籍出版社協会」を設立したというニュースがありました。

講談社、小学館などの大手を含む31社が、電子書籍の統一規格作りなどを目的として発足したそうです。


そもそも電子書籍とは何なのかというと、PCや携帯などの端末で読める本や雑誌、ということです。

数年前から、PDFを使った電子書籍と銘うった物は存在していました。が、特に流通商品として世間を騒がせることはありませんでした。

PDFで作られた電子書籍は複製が簡単にできてしまうので、商品にならないためです。

これに著作権保護や流通経路を整えて、商品となったのが最近の「電子書籍」です。


こういうニュースを見て誰もが思うのは、「はたして電子書籍は、紙書籍を凌駕するほど流行るのか?」ということだと思います。

携帯では少し前から、コミックのダウンロード販売が流行っていました。

また、ケータイ小説もブームになりました。

新聞の売上は年々減少しています。

そして一方で、アンケートでは情報源としてインターネットを皆さん挙げられるのだそうです。

電子書籍の利点は様々あります。嵩張らない点もですし、紙を使わない点でエコなのかもしれません。

そして、パッケージ化されないために、紙書籍よりも若干安くなっています。


私は、世界的には流行るのではないかな、と思っています。

音楽のダウンロード販売が始まった当初、それほど流行るとは思われていませんでした。

いまは、若い人はデジタルオーディオプレーヤーを持たない方が珍しいと思われる時代になりました。

今、高価な端末も、大量生産されればきっと安くなるだろうと思います。

書店に行かなくても、ネットで、好きな本が、かさばらずに何冊も端末に持ち歩ける…そんな時代は遠くないかもしれません。



ただ、果たして紙書籍が淘汰されるのか…といえば、そうではないと思います。

個人的に思うことですが、書籍を買う目的には、「情報を得るため」そして、「本を読むため」の二つがあるのだと思います。

「情報を得るため」の書籍に関しては、この電子書籍は一気に流行するのではないでしょうか。

電子書籍の検索機能などは、こういう読書に非常に便利だと思います。

ただ、「本を読むため」の書籍に関しては、やはりデジタルとは相容れないものではないでしょうか。

実際の本を手に取らないと分からない、装丁、紙質、インクの匂い。

すべて、薄っぺらい板の端末では感じることのできないことです。

それを全部ひっくるめて、「本を読んだなぁ」という満足感が得られるのだと思いますが…どうでしょうか。

出版社の希望的観測でしょうか。




もし電子書籍の時代が来るとしたら、本は二極化していくのかもしれません。

「情報」に特化した電子書籍と、「読書」に特化した紙書籍と。

どちらにしろ、iPadなど端末の流行にはまだ数年はかかるのではないでしょうか。

しかしその数年後、出版や書店業界はどうなっているのか…。

多少戦々恐々としつつ(笑)、この辺で失礼したいと思います。


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  • Date : 2010-03-26 (Fri)
  • Category : 未分類
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