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九州・福岡の出版社、梓書院のスタッフによるブログです。出版のご用命は当社まで。

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本が手元にとどくまで。

こんにちは。今回ブログ担当の副島です。

前回の池隅さんが予告されていたように、今週に入って急に冷え込み、今日は氷雨の降るとても寒い朝でした。

ついこの間までは3月と思えないほど暖かかったのに・・・1月と5月が行ったり来たりのようで、変な天気だと思うばかりです。

さて、3月といえば年度末。お忙しい方も多いのではないかと思います。

身近でも、特に、いつもお世話になっている印刷会社さんでは、この時期色々と注文が集中して大変とのこと。

それゆえ、私たち出版社側も3月に発行物を集中させないように、とは思うのですが。こればっかりはお客様第一ですので、どうにもならないことも・・。

その辺は出版社と印刷会社が互いにいろいろと調整しながら頑張っております!



そんな私たちの方も、池隅さんの言葉にありましたように、最新刊「季刊 邪馬台国105号」の編集が始まりその作業に追われております。

今回の特集は「茶臼山古墳」とのこと。(予定)

古代山城の記事や、新しい先生の連載も始まり、今回も内容盛りだくさんとなっております。

印刷や取次ぎの都合によるのですが、4月にはみなさまのお手元に届けられるのではないかと思います。

いつもご覧の方はどうぞご期待下さいませ。

また、まだ邪馬台国読んだことがない!という方はどうぞ覗いてみて下さい。




さて、上で出てきました「取次ぎ」。

これはなんだろう?と思う人もいらっしゃるのではないかと思います。

と、いうことで、今回は書籍の流通の話を少し。


書店で本を注文したことのある方は多いかと思います。

その時、結局手元に届くまでに一週間、二週間とかかってしまい、「なんでこんなに遅いんだ!」と思った方も多いのではないでしょうか。

過去、私もその一人だったりしていたのですが・・・


実は、書籍や雑誌の流通も、他のスーパーなんかと同じように「問屋」のようなものが存在しています。

↓下に示しているのが、書籍の流通経路の簡単な図です。

名称未設定-1

全国に2万近くある書店の一つ一つに出版社から本を送るのはとても不可能です。そのため、その仲介として全国に本を発送したり、注文をとったりしてくれているのが「取次ぎ」という会社になります。

トーハン・日本出版販売などが有名どころで、書店は一店につき一つの取次ぎ会社と取引をしています。

書店でお客さまが「この本がほしい!」と注文をすると、この書店から取次ぎを通して、出版社へ取り寄せの注文が届きます。(客注)

そして、出版社でその注文を処理し、本を取次ぎ会社へ搬入すると、ここから取次ぎ会社の輸送経路で各書店へ、そしてお客様の手元へ届くわけです。

ここで仕方のないことなのですが、出版社が取次ぎへ本を搬入するのは週二日ほど。さらに、地方から東京、東京から地方へ輸送するのにはまた時間がかかってしまいます。

これが、注文してもすぐ手元に届かない理由の正体なのです。(もちろん、出版社と書店が近かったりすると案外早く品物が届いたりすることもあるようですが。)

本が書店に並ぶ方法には、注文だけでなく「配本」と呼ばれるものもあります。

これは主に新刊として発売したときにとられる方法で、取次ぎ会社が各書店に並べてもらうように、注文とは別に委託するのです。

この配本は「この本は売れそうか」「その地域で知名度があるか」なども考慮されるので、必ずしも出版社の希望の数だけ配ってもらえるとは限りませんが、このおかげで発売前に話題がない新刊も書店に並ぶことができます。

そして、取次ぎのもう一つの仕事は「返品」です。

ご存知の通り、書籍には「書店で売れなかったら返してもいい」という返品制度が存在します。この煩雑な手続きを仲介しているのも取次ぎなのです。



さて、この取次ぎ-書店の経路以外にももう一つ書籍を手に入れる経路が下に書いてあります。

今話題のAmazonなどの直販店です。

このAmazonはインターネットで注文をとり、直接出版社へ取り寄せ、そして個人へ直接発送を行います。いわゆる書店と取次ぎが一緒になったような会社です。
(Amazonは大きな倉庫を持っているそうで、そこにある商品はすぐに発送してくれるそうですが、取り寄せになると少し時間がかかるようです・・)

Amazonは注文品のみを取り扱い、そのため返品、というものは持っていません。

再販・返品制度については色々と批判もあるようで、特にAmazonのような会社が出てきてから、そのような傾向が強くなっているような気がします。

この再販・返品制度は戦前から続く歴史があるのですが・・・その話はまた今度ということで。



書籍の流通について、とても簡単に説明してみましたが、いかがでしたでしょうか。

こんなこと知ってるよ!という方ばかりでしたら申し訳ありません・・

書籍も雑誌も、みなさまのお手元に届くまでにこのような旅をしているわけです。

届くのが遅くても、書店や出版社が仕事をサボっているわけではありませんので・・・(笑)

その点どうぞご了承ください。
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  • Date : 2010-03-09 (Tue)
  • Category : 未分類
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