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フロムを読みたい

エーリッヒ・フロムの自由からの逃走」をご存知でしょうか。
自由からの逃走


フロム(1900~1980)といえば、精神分析の中で社会性を重視するネオ・フロイディアンの一人です。第二次大戦前夜のドイツでのファシズムの勃興を通じて、近代において発生した個人の自由がいかにして権威主義とナチズムを生み出したのかを分析しました。

また、 自分自身の有機体としての生産性を実現する生活こそが、それらの危険な「自由からの逃避」を免れる手段だと説きました。生産的な生活と人間の幸福と成長を願うとき、人は幸福になれるとした。それが阻まれたとき、人間は権威的になったり、広い意味でのサド・マゾになるとしました。(権威をふりかざすのは「サド」であり、権威的存在にへつらうのは「マゾ」で、両者は表裏一体と、私は大学で学んだ記憶があります)

私も学生時代、社会心理学を専攻したこともあって、フロムにはかなり興味を持っていました。
精神分析といっても、本家フロイトとはかなり異質で、本家の精神分析が人間を病理的な側面から分析するのに対し、フロムは「生産的な生活」等、明るい面に言及していることもあり、私個人としては、共感するところも大だったのです。

大学を出てから長らく関わりがなかった「フロム」ですが、最近、とあるマスコミ関係のプロデューサーの方からその名を聞き、懐かしく思いました。

その方は映像関係の仕事をされていますが、大の本好き。「仕事をやめたらフロムでもゆっくりと読みたい…」とおっしゃる。
実は私も興味を持っていて、「自由からの逃走」「愛するということ」「生きるということ」を購入したわりには、(恥ずかしながら)学生時代はしっかりと読んではいなかったのです。

今も出版社に勤めているにもかかわらず、なかなか本を読む時間を持てない状況ですが、そのプロデューサーの「フロムでも読みたい」という言葉を聞いて、「私も定年(まだだいぶ先だが)を迎えたら、読んでみたいです…」と相槌を打ったのでした。

そして、大学を出てからこのかた、「フロム」という言葉を聞くことは殆どなく、学生時代に戻ったような、新鮮な気持にっ戻ったのでした。

考えてみれば「時間がない」というのは言い訳であるわけで、やっぱりエーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」を読んで、大学時代のように新鮮な気持をとりもどさなければ、そして社会と人間のありかた、自分の在り方をもう一度考えなおしてみたい、と思ったのでした(工藤)
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  • Date : 2010-02-04 (Thu)
  • Category : 未分類
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