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スケッチブックだって旅をする

こんばんは、渡部です。

今回は『スケッチトラベル』という画集を紹介します。


スケッチトラベル



「スケッチブックを郵送することは絶対に禁止です。どんなに時間がかかっても、どんなに遠くても、参加アーティストの誰かが必ず手渡ししなければなりません。」





『トイストーリ3』のアートディレクターを務めた堤大介とフランスのイラストレーター、ジェラルド・ゲルレによって企画された『スケッチトラベル』はこのようなルールを設けて、2006年に旅をスタートさせた。

絵本・アニメ・漫画・イラストなどの各界を代表する71人のクリエイターたちが一冊のスケッチブックに絵を描き、それを世界中で回す。

それはまさに、「旅するスケッチブック」。

そして完成されたスケッチブックは2011年10月、ベルギーにてオークションにかけられ、その収益でラオス・カンボジア・ベトナム・ネパール・スリランカの5ヵ国に図書館が建設された。




完成された作品が世界中へ広まることはあるが、世界中を飛び回りながら完成していく作品はなかなかないだろう。

人と人を繋げるようにスケッチブックは旅をしていった。

異なる文化を持った異なる才能のアーティストたちが、アイディア、コンセプト、ムード、そしてスタイルを共有したこのスケッチブックはまるでひとつの絵本を読んでいるかのような気持ちになる。

そして、ページをめくる度に、2人の手に挟まれた赤いスケッチブックを思い浮かべることができる。



日本からは宮崎駿や松本大洋など8名のクリエイターが参加したこのプロジェクト。
みなさんにも、ぜひおすすめしたい一冊です。

【Sketchtravel】
http://www.sketchtravel.com/?lang=ja

【画集スケッチトラベル 特設サイト 飛鳥新社】
http://www.asukashinsha.jp/s/sketchtravel/


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