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梓書院

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九州・福岡の出版社、梓書院のスタッフによるブログです。出版のご用命は当社まで。

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教訓を求めるな

森見登美彦作品を好む私が最近手に取った本がこちら。『恋文の技術』なになに、渡部さんラブレターでも書きたいの?いやいや、タイトルを見てだまされてはいけない。本は見かけによらず、である。この本は、ヘタレ大学院生・守田一郎から届く手紙だけですべての物語が成り立っている。相手からの手紙の返事は一切書かれていない。しかし、守田一郎の手紙を読むだけで、状況がちゃんと理解できるのだ。「マシマロマン」と呼ばれてい... 森見登美彦作品を好む私が最近手に取った本がこちら。<br /><br /><br /><a href="http://blog-imgs-67.fc2.com/a/z/u/azusashoin/61TIWhS1ewL.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-67.fc2.com/a/z/u/azusashoin/61TIWhS1ewL.jpg" alt="61TIWhS1ewL.jpg" border="0" width="711" height="1000" /></a><br /><br /><br /><strong>『恋文の技術』</strong><br /><br /><br />なになに、渡部さんラブレターでも書きたいの?<br /><br /><br />いやいや、タイトルを見てだまされてはいけない。<br /><br />本は見かけによらず、である。<br /><br /><br />この本は、ヘタレ大学院生・守田一郎から届く手紙だけですべての物語が成り立っている。<br />相手からの手紙の返事は一切書かれていない。<br />しかし、守田一郎の手紙を読むだけで、状況がちゃんと理解できるのだ。<br /><br />「マシマロマン」と呼ばれている友人や大学受験を控えた妹、そして偏屈作家・森見登美彦氏からの手紙の返事の内容まで思い浮かべることができる。<br /><br />クラゲ研究はそっちのけで友人たちに手紙を書きまくり、説教を垂れてばかりいるが、本当に手紙を書きたい人にはなかなか書けないでいる。<br /><br /><br />文章達者な守田一郎の不憫な手紙の数々が「失敗書簡集」としてまとめられている。<br />哀れな気持ちになること間違いなし。どうした守田一郎!<br />ここが一番の読みどころ。<br /><br /><br /><br /><br />これを読んで愛すべき暴君・守田一郎から恋文の技術を学ぼうなんて思ってはいけない。<br /><br /><br /><br />「教訓を求めるな」<br /><br /><br />である。<br /><br /><br /><br />でも、読み終えると<br /><br />たまにはスマホを鞄にしまい筆を執るのも悪くないと思える、そんな作品である。<br /><br /><br /><br />
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