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梓書院

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九州・福岡の出版社、梓書院のスタッフによるブログです。出版のご用命は当社まで。

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庄内弁は可愛い

と、思った小説を今日はご紹介。庄内弁をしゃべる人に会ったことはないですが、ぜひ一度会って話をしてみたくなりました。なんだかほっこりしそうな気がします。というわけで本日は、藤沢周平の『春秋山伏記』をご紹介。------------------------------------『さて、それでどしたらええがの?』そんな庄内弁が、ふと、口をついてでそうになる。読み終わる頃には、自分も村の一員になってしまったかのような不思議な感覚を覚え、す... と、思った小説を今日はご紹介。<br /><br />庄内弁をしゃべる人に会ったことはないですが、<br />ぜひ一度会って話をしてみたくなりました。<br /><br />なんだかほっこりしそうな気がします。<br /><br /><br />というわけで本日は、藤沢周平の<br />『春秋山伏記』をご紹介。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/2014022611580182d.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/2014022611580182d.jpg" alt="春秋山伏記" border="0" width="230" height="328" /></a><br /><br />------------------------------------<br /><br />『さて、それでどしたらええがの?』<br /><br />そんな庄内弁が、ふと、口をついてでそうになる。<br /><br />読み終わる頃には、自分も村の一員になってしまったかのような<br />不思議な感覚を覚え、すっかり「村」に解けこんでいることに気づく。<br /><br />本著は、そんな懐かしくも温かい空気が味わえる、異色の時代小説だ。<br /><br />物語の舞台は、山形県庄内地方。<br />東北の小京都と呼ばれる鶴岡にほど近い村落だ。<br /><br />羽黒山のふもとにあるこの村に、ある日ひとりの山伏がやってくる。<br /><br />大鷲坊(たいしゅうぼう)と名乗るその男は、<br />山伏装束に身を包んだ髭面で好色そうな大男。<br /><br />最初は村人から訝しまれ、危険視すらされていた大鷲坊であったが、<br />次第に村に解けこみ、頼られる存在となっていく。<br /><br />山伏だからといって、この大鷲坊が超霊力で、<br />あらゆる問題をバッサバッサと解決していく……という訳ではない。<br /><br />さまざまな人間関係がおりなすドラマのなかで、<br />知恵と工夫と人情をもって、多様なお困りごとを解決していくのである。<br />(もちろん、山伏らしく加持祈祷を行うこともあるが)<br /><br /><br />しかし、大鷲坊が物語の中心にはいるものの、<br />この小説の主人公はむしろ、江戸後期の村人の誰それ、<br />あるいは村そのものだ。<br /><br />村のインテリである「山伏」が果たした役目とは、<br />どのようなものだったのだろうか。<br /><br />山伏が里で生きる姿に学びつつ、<br />人と人が織り成す人情の機微やドラマが、<br />現代に生きる我々の心を豊かにしてくれるような気がする。
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