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梓書院

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九州・福岡の出版社、梓書院のスタッフによるブログです。出版のご用命は当社まで。

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<!-- passive:etc --><div style="text-align:center;margin-bottom:10px;"><iframe src='//assys01.fc2.com/1374' style='width:300px;height:250px;border:none;' scrolling='no'></iframe><!-- FC2管理用 --><img src="//media.fc2.com/counter_img.php?id=1368" width="1" height="1"><!-- FC2管理用 --></div><div style="font-size:8px;">上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。<br />新しい記事を書く事で広告が消せます。</div>
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橋ものがたり

今年はなんだかんだで、東京に行く機会が多かった気がするどうも前田です。さてさて。そんなわけで今回ご紹介するのは、東京にちなんだ小説です。-----『橋ものがたり』藤沢周平 著橋、といえばどんなことをイメージするだろうか?日常的に渡っている人もいるだろう。あるいは石橋を見に観光に出かける人もいるだろう。橋といえば生活道路であったり、観光地であったりするのがしごくまっとうな感覚だと思う。しかし、「お江戸の橋... 今年はなんだかんだで、東京に行く機会が多かった気がするどうも前田です。<br /><br />さてさて。そんなわけで今回ご紹介するのは、<br />東京にちなんだ小説です。<br /><br />-----<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>『橋ものがたり』藤沢周平 著</strong></span><br /><a href="http://blog-imgs-58.fc2.com/a/z/u/azusashoin/20141126191012096.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-58.fc2.com/a/z/u/azusashoin/20141126191012096.jpg" alt="橋ものがたり" border="0" width="346" height="500" /></a><br /><br />橋、といえばどんなことをイメージするだろうか?<br /><br />日常的に渡っている人もいるだろう。<br />あるいは石橋を見に観光に出かける人もいるだろう。<br />橋といえば生活道路であったり、<br />観光地であったりするのがしごくまっとうな感覚だと思う。<br /><br />しかし、「お江戸の橋」には、また独特の趣があるようだ。<br /><br />この『橋ものがたり』は、お江戸の「橋」を舞台にした市井人情物語である。<br />奇しくもちょうど本著を読んでいた時期に東京を訪れる機会があり、<br />両国にある<a href="http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/" target="_blank" title="「江戸東京博物館」">「江戸東京博物館」</a>にも足を運んだ。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-58.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0394.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-58.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0394.jpg" alt="DSC_0394.jpg" border="0" width="2048" height="1152" /></a><br /><br /><br />この博物館は、江戸東京の歴史と文化について、<br />豊富な資料や復元模型をとおして楽しみながら学べる<br />歴史好きにはたまらないスポットだ。<br /><br />そして、東京になじみのない自分はなおもって気づかなかったが、<br />この『橋ものがたり』を読み、<br />江戸東京博物館を訪れたことでふと気づかされた。<br /><br />「ああ、東京は水の都なのだな」と。<br /><br />水の都というと、ヴェネツィアやアムステルダムなどが思い浮かびそうだ。<br />現代の東京ではその面影も少なくなっているかもしれないが、<br />あらためて江戸の古地図を見てもらえれば、お江戸が「水の都」であることがよくわかると思う。<br /><br />そんな水の都、江戸の「橋」を舞台につむがれた十篇の市井人情物語。<br />お江戸の橋は、人の行きかう駅のような存在。<br />人と人が行きかうとき、そこに生まれる人間模様。<br />ときにハッとし、ときに心洗われる、珠玉の短編集。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-58.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0400.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-58.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0400.jpg" alt="DSC_0400.jpg" border="0" width="2048" height="1152" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-58.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0407.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-58.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0407.jpg" alt="DSC_0407.jpg" border="0" width="2048" height="1152" /></a><br /><br /><a href="http://blog-imgs-58.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0417.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-58.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0417.jpg" alt="DSC_0417.jpg" border="0" width="2048" height="1152" /></a><br /><br />
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東奔西走

みなさんこんにちは。日々、あっちに行ったり、こっちに行ったりしている前田です。昨日は筑後へ。途中立ち寄った恋木神社。鳥居も社殿もラブラブ感がすごい。ちなみに恋みくじは中吉でした。射手座のお相手がベストらしい。芸文館で食べたお昼ご飯。すごい豚汁。そしておとといは宇佐で取材。宇佐海軍航空隊の取材のため、宇佐市平和資料館へ。高橋赫一(かくいち)少佐の書。『必撃轟沈』掩体壕(えんたいごう)へ。さらに防空壕... みなさんこんにちは。<br />日々、あっちに行ったり、こっちに行ったりしている前田です。<br /><br />昨日は筑後へ。<br /><a href="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0612.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0612.jpg" alt="DSC_0612.jpg" border="0" width="1152" height="2048" /></a><br /><a href="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0615.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0615.jpg" alt="DSC_0615.jpg" border="0" width="1152" height="2048" /></a><br />途中立ち寄った<a href="http://www.mizuta-koinoki.jp/koinoki/" target="_blank" title="恋木神社">恋木神社</a>。鳥居も社殿もラブラブ感がすごい。<br />ちなみに恋みくじは中吉でした。射手座のお相手がベストらしい。<br /><br /><br /><a href="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0607.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0607.jpg" alt="DSC_0607.jpg" border="0" width="2048" height="1152" /></a><br /><a href="http://www.kyushu-geibun.jp/" target="_blank" title="芸文館">芸文館</a>で食べたお昼ご飯。すごい豚汁。<br /><br /><br />そしておとといは宇佐で取材。<br /><a href="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0580.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0580.jpg" alt="DSC_0580.jpg" border="0" width="2048" height="1152" /></a><br />宇佐海軍航空隊の取材のため、<a href="http://www.city.usa.oita.jp/soshiki/43/10964.html" target="_blank" title="平和資料館">宇佐市平和資料館</a>へ。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0575.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0575.jpg" alt="DSC_0575.jpg" border="0" width="2048" height="1152" /></a><br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E8%B5%AB%E4%B8%80" target="_blank" title="高橋赫一(かくいち)">高橋赫一(かくいち)</a>少佐の書。<br />『必撃轟沈』<br /><br /><a href="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0586.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0586.jpg" alt="DSC_0586.jpg" border="0" width="2048" height="1152" /></a><br /><a href="http://www.usa-kanko.jp/spots/detail/187" target="_blank" title="掩体壕(えんたいごう)">掩体壕(えんたいごう)</a>へ。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0597.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0597.jpg" alt="DSC_0597.jpg" border="0" width="2048" height="1152" /></a><br />さらに防空壕にも潜入。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0603.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/DSC_0603.jpg" alt="DSC_0603.jpg" border="0" width="1152" height="2048" /></a><br />まるで地下迷路!<br /><br /><br />そしてこの防空壕、鷹居神社という神社の近くにあったのですが、<br />案内していただいた方がさらっと言った発言にびっくり。<br /><br />「宇佐神宮の元になった神社がこの先の鷹居神社だよ」<br /><br />えええッッ?!!<br /><br />なんでも日本で一番最初に八幡大神を祀った神社だとか。<br />時間の都合で(というか今回の取材と関係ないので)<br />そちらには行きませんでしたが、次回訪れるときは是非足を運んでみたい…
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子どもの難問

みなさん、こんにちオイサー。7月に入り、博多は山笠モードな空気につつまれてオッショイ。今回担当の前田で祝いめでた。そういえば福岡特有といわれる、「立ちます、立て!」 「ヤー!!」の、「ヤー!!」は、山笠を舁くときのかけ声の「ヤー!!」からきてるのかなーとか、ふと思ったりオイサー。というわけで、今日も元気に本の紹介をするオイサー!!-------野矢茂樹 編著『子どもの難問 哲学者の先生、教えてください!』... みなさん、こんにちオイサー。<br />7月に入り、博多は山笠モードな空気につつまれてオッショイ。<br />今回担当の前田で祝いめでた。<br /><br />そういえば福岡特有といわれる、<br /><br /><span style="color:#0000FF"><span style="font-size:large;"><strong>「立ちます、立て!」 「ヤー!!」</strong></span></span><br /><br />の、「ヤー!!」は、山笠を舁くときのかけ声の「ヤー!!」から<br />きてるのかなーとか、ふと思ったりオイサー。<br /><br />というわけで、今日も元気に本の紹介をするオイサー!!<br /><br /><br />-------<br />野矢茂樹 編著<br />『子どもの難問 哲学者の先生、教えてください!』(中央公論新社)<br /><br /><a href="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/201407021814241c0.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/201407021814241c0.jpg" alt="子どもの難問" border="0" width="300" height="300" /></a><br /><br /><br />人はなぜ生きているんだろう?<br />好きになるってどんなこと?<br />自分らしいってどういうことだろう?<br /><br />そんな素朴な疑問、誰しも一度は考えたことがあるのではないだろうか。<br />かくいう私も、少年時代にあれやこれやと思いをめぐらせていたことを覚えている。<br /><br />ところで、その問いの答えは見つかっただろうか?<br />この素朴で、荒っぽく、そして純粋な問いを、大人になった今、<br />あらためて自分に問うてみたい。<br /><br />いや、しかし、そもそも「大人になる」ってどういうことだろう?<br />なんて考え出すと、ああでもないこうでもないと、<br />あれやこれや考え出し、答えがあるかどうかもわからない、<br />不毛といえば不毛な問いに拘泥し、<br />目の前の仕事が手につかなくなることもあるだろう。<br /><br />そしてまさしくそれこそが哲学であるのだ。<br /><br />個人的な話であるが、私は大学時代、哲学を学んでいた。<br />その難しさ、そして面白さに魅了されていたのは確かだが、<br />いざ「哲学ってなに?」と聞かれると、はたと困ってしまう。<br /><br />その問いに、いまだ簡潔な答えを見つけられないでいるからだ。<br />しかし、この本がその曇天に一筋の光を照らしてくれた。<br /><br />そうか、「立ち止まって考える」ことが哲学なのだ、と。<br />哲学とはなにか、哲学を学ぶとはどんなことなのか。<br />本書の冒頭で簡潔にわかりやすく教えてくれる。<br /><br />立ち止まって考えて、自分が納得できる答えを探しに、哲学の深海にダイブする。<br /><br />何度も読み返したくなる本だし、<br />この本を子どもと一緒に読んでも面白いだろうなと想像しては頬が緩む。<br /><br />あなたもこの本を手に、大人と子どもの狭間で、<br />哲学を楽しんでみてはいかがかだろうか。
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はじめまして、な気分で。

新入社員の前田です。と、言いたいところですが空き缶とかパイプ椅子とか飛んできそうなのでやめときます。入社5年目の前田です。「もう入社から5年目か~」と思う一方、「あれ?まだ5年目だっけ?」と感じる妙な気分ですね。新卒2人組の姿に、入社当時の自分を思い出したり、なんだかノスタルジックな気分です。そんなわけで、ノスタルジーもほどほどに、今回もいつもどおり本の紹介をしたいと思います!-------松平定知 著『ア... 新入社員の前田です。<br /><br />と、言いたいところですが<br />空き缶とかパイプ椅子とか飛んできそうなのでやめときます。<br /><br />入社5年目の前田です。<br /><br />「もう入社から5年目か~」と思う一方、<br />「あれ?まだ5年目だっけ?」と感じる妙な気分ですね。<br /><br />新卒2人組の姿に、<br />入社当時の自分を思い出したり、<br />なんだかノスタルジックな気分です。<br /><br />そんなわけで、ノスタルジーもほどほどに、<br />今回もいつもどおり本の紹介をしたいと思います!<br /><br /><br />-------<br />松平定知 著<br />『アナウンサーの日本語論』(毎日新聞社)<br /><br /><a href="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/20140416201507cb9.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/20140416201507cb9.jpg" alt="アナウンサーの日本語論" border="0" width="300" height="300" /></a><br /><br /><br />アナウンサー生活44年。<br /><br />いまだ現役アナウンサーとして<br />現場に立ち続けるNHKアナウンサー、松平定知氏。<br /><br />テレビ放送がはじまったのが60年前なので、<br />まさに自身の歴史がテレビアナウンサーの歴史といっても<br />過言でないぐらいの大ベテランである。<br /><br />そんな松平氏が44年のキャリアにわたって、<br />それこそ現在でも追求し続けていることは、<br />「伝わるように伝える」ことだという。<br /><br />伝わるように伝えるとはどういうことなのか。<br />本書では、松平氏の半生とともに、<br />というより半生を通じて得られたそのノウハウがふんだんに語られている。<br /><br />ところで、ハーバード大学の学長をつとめられた<br />ヘンリー・ロフソスキー教授は、<br />ハーバード大学の学生はかくあるべしと、<br />学生に求める4つの条件を新入生に毎年話していたという。<br /><br />そしてその条件、最後のひとつが、<br /><br />「立派な自国語で、<br /> 自分の思想をきちんと表現できる能力を<br /> 身につけてもらいたい」<br /><br />ということだったそうだ。<br /><br />話す技術、聞く技術。<br />すなわち日本語をあやつる技術。<br /><br />それらを第一線で追求し続けた著者の言葉は、<br />話すことを生業とするアナウンサーに限らず、<br />日本語をあやつるすべての人にとって<br />非常に有用で身にしみるものである。<br /><br />「難しいことをよりやさしく、<br /> やさしいことをより深く、<br /> 深いことをより面白く」<br /><br />元は道元禅師の言葉で、<br />著者が井上ひさしさんから送られた言葉だという。<br /><br />日本語できちんと伝えることの大切さと面白さは、<br />声でも活字でも同じだと感じる今日この頃である。
305

庄内弁は可愛い

と、思った小説を今日はご紹介。庄内弁をしゃべる人に会ったことはないですが、ぜひ一度会って話をしてみたくなりました。なんだかほっこりしそうな気がします。というわけで本日は、藤沢周平の『春秋山伏記』をご紹介。------------------------------------『さて、それでどしたらええがの?』そんな庄内弁が、ふと、口をついてでそうになる。読み終わる頃には、自分も村の一員になってしまったかのような不思議な感覚を覚え、す... と、思った小説を今日はご紹介。<br /><br />庄内弁をしゃべる人に会ったことはないですが、<br />ぜひ一度会って話をしてみたくなりました。<br /><br />なんだかほっこりしそうな気がします。<br /><br /><br />というわけで本日は、藤沢周平の<br />『春秋山伏記』をご紹介。<br /><br /><a href="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/2014022611580182d.jpg" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-69.fc2.com/a/z/u/azusashoin/2014022611580182d.jpg" alt="春秋山伏記" border="0" width="230" height="328" /></a><br /><br />------------------------------------<br /><br />『さて、それでどしたらええがの?』<br /><br />そんな庄内弁が、ふと、口をついてでそうになる。<br /><br />読み終わる頃には、自分も村の一員になってしまったかのような<br />不思議な感覚を覚え、すっかり「村」に解けこんでいることに気づく。<br /><br />本著は、そんな懐かしくも温かい空気が味わえる、異色の時代小説だ。<br /><br />物語の舞台は、山形県庄内地方。<br />東北の小京都と呼ばれる鶴岡にほど近い村落だ。<br /><br />羽黒山のふもとにあるこの村に、ある日ひとりの山伏がやってくる。<br /><br />大鷲坊(たいしゅうぼう)と名乗るその男は、<br />山伏装束に身を包んだ髭面で好色そうな大男。<br /><br />最初は村人から訝しまれ、危険視すらされていた大鷲坊であったが、<br />次第に村に解けこみ、頼られる存在となっていく。<br /><br />山伏だからといって、この大鷲坊が超霊力で、<br />あらゆる問題をバッサバッサと解決していく……という訳ではない。<br /><br />さまざまな人間関係がおりなすドラマのなかで、<br />知恵と工夫と人情をもって、多様なお困りごとを解決していくのである。<br />(もちろん、山伏らしく加持祈祷を行うこともあるが)<br /><br /><br />しかし、大鷲坊が物語の中心にはいるものの、<br />この小説の主人公はむしろ、江戸後期の村人の誰それ、<br />あるいは村そのものだ。<br /><br />村のインテリである「山伏」が果たした役目とは、<br />どのようなものだったのだろうか。<br /><br />山伏が里で生きる姿に学びつつ、<br />人と人が織り成す人情の機微やドラマが、<br />現代に生きる我々の心を豊かにしてくれるような気がする。
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